切明温泉(きりあけおんせん)は、長野県下水内郡栄村の秋山郷南部にある温泉

切明温泉(きりあけおんせん)は、長野県下水内郡栄村秋山郷南部にある温泉である。

長野県栄村切明温泉野湯

泉質

温泉街

切明温泉を流れる中津川の左岸には、河原に温泉が湧出しており(野湯)、河床を掘り天然の露天風呂を楽しむことができる。湧出温度が50℃を超えるため、川の水を引き込み適温に調節して入浴する。

宿泊施設は3軒。「切明リバーサイドハウス」「秘境の宿 雪あかり(旧称・切明園)」「切明温泉 旅籠・雄川閣」が営業しており、それぞれ日帰り入浴も扱っている。

歴史

村史によると、切明温泉に関する現存最古の記録は江戸時代中期の享保7年(1722年)。湯治客のための普請が寛政4年(1792年)から始まった。

1700年頃、箕作村(現・栄村箕作地区)の名主、島田三左衛門がこの地に温泉を発見し、営業を開始したが、江戸時代後期に水害で流されてしまった。それから250年余り経った1972年昭和47年)に栄村村営の雄川閣が営業を再開した。

アクセス

新潟県津南町の中心部から秋山郷入口(見玉集落)までは南越後観光バス路線バスが、見玉バス停から切明集落までは予約型乗合タクシーが運行されており、接続するダイヤが組まれている。詳細は「秋山郷#交通」を参照。

切明温泉
所在地長野県下水内郡栄村
座標北緯36度48分34秒 東経138度37分12秒
交通新潟県津南町中心部から路線バス・予約制乗合タクシーの乗り継ぎ
泉質カルシウムナトリウム – 塩化物硫酸塩泉
泉温(摂氏54.7 °C
pH7.7
液性の分類弱アルカリ性
浸透圧の分類低張性
宿泊施設数3
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