片山津温泉(かたやまづおんせん)は、石川県加賀市(旧国加賀国)にある温泉。加賀温泉郷のひとつ。「片山津温泉」は地域団体商標でもある(権利者は片山津温泉旅館協同組合)。

泉質
ナトリウム・カルシウム塩化物泉。和倉温泉同様、無色透明で塩分が非常に高い。
温泉街
2017年(平成29年)11月現在、旅館数10軒、ホテル数3軒となっている。
観光客数は1980年(昭和55年)に1,514千人になったが、その後は旅行形態の変化などで次第に減少。かつては北陸随一の規模を誇った「北陸グランドホテル」(平成9年廃業)や「第一観光ホテル」(平成7年廃業)などもバブル崩壊後の客足減少と経営不振により倒産していった。
2006年に加賀市が廃屋が問題となった廃業旅館の解体助成制度を整備すると撤去が進み、代わりに老人ホームなどの福祉施設や新たに総湯が建てられるなど町並みに変化が起こった。2023年には旅館「せきや」(2012年廃業)を解体して跡地を活用することになった。
2002年から2006年のまちづくり総合支援事業、2007年から2011年の都市再生整備事業で総湯、広場、足湯、遊歩道、散策路小路などが整備されている。


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アクセス
鉄道
- JR北陸本線加賀温泉駅からタクシーで約10分。
- 最も近い駅は動橋駅(普通列車のみ停車)だが、1970年に動橋駅と大聖寺駅の間の作見駅(現:加賀温泉駅)が特急停車駅となって以降、加賀温泉駅が事実上の最寄駅となっている。
- かつては1965年に廃止された北陸鉄道片山津線が動橋駅から通じていた。
バス
- 加賀温泉駅から、まちづくり加賀が運行する観光周遊バス「キャンバス」小松空港線で「片山津温泉湯 街湯」、「片山津温泉湯の元公園」または「片山津温泉西口」下車。11-14分。同バス海まわり線も運行しているが、周辺の観光地を片方向循環して運行するため行きは約60分を要する。
- 一般の路線バス[7]は、2010年秋頃より旅館組合の要望で、加賀温泉バスが加賀温泉駅との間を約10分で結ぶ「温泉片山津線」を試験的に運行している。
車
- 北陸自動車道片山津ICから石川県道20号小松加賀線、石川県道39号山中伊切線経由で約5分。

