秋保温泉(あきう おんせん)は、宮城県仙台市太白区秋保町湯元に位置する温泉

秋保温泉(あきう おんせん)は、宮城県仙台市太白区秋保町湯元(旧国陸奥国明治以降は陸前国)に位置する温泉である。仙台都心からも近いため、宿泊のみならず、日帰り入浴にも利用されている。同じ宮城県の鳴子温泉福島県飯坂温泉とともに奥州三名湯の1つとして数えられる。また古くは「名取の御湯」と呼ばれ、兵庫県有馬温泉愛媛県道後温泉と並んで「日本三名湯」の1つに数えられた。

泉質

効能

リューマチ神経痛創傷皮膚病、貧血婦人病。

歴史

開湯時期は不明だが、古墳時代にはすでに存在したとする説も存在する。秋保温泉が歴史に登場するのは、第29代欽明天皇の代である。在位中(531年539年)に小瘡皮膚病)に感染し、八方手を尽くして治療を行ったものの一向に治らなかったが、秋保温泉の効能を聞いてその湯を都に搬送させ、沐浴したところ数日で全快したとされ、天皇はその喜びを歌に詠んだ。その由来を刻んだ碑が温泉街の一隅に建てられている。

“覚束な雲の上まで見てしかな鳥のみゆけば跡はかもなし”(な鳥のみゆ=名取の御湯)

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