弥彦温泉(やひこおんせん)は、新潟県西蒲原郡弥彦村(旧国越後国)にある温泉。

泉質
温泉街
弥彦山の東、彌彦神社の門前に温泉街が広がる。旅館、ホテルは18軒存在する。
彌彦神社もあることから、飲食店や土産物屋が温泉街には多く存在する。
共同浴場は1軒存在する。「高齢者総合生活支援センター」である。競輪事業の収益金で作られた。但し、温泉街からは2kmほど離れたところにあり、源泉も異なる。(泉質:硫黄泉。源泉温度43℃)
ただし、この施設は2006年秋以降、地元住民専用の福祉施設となり、村民以外は利用できない(いわゆるジモ専化)。
日帰り入浴施設は2軒存在し、温泉街にあるホテルに備えられた施設と、前述の「高齢者総合生活支援センター」の源泉を引き湯して利用している施設がある。
観音寺温泉より引湯している宿もあったが、東日本大震災の影響で水位が低下したため、2015年現在観音寺温泉は利用されていない。

新潟県弥彦村に湧く「弥彦温泉」。新潟県屈指のパワースポット・弥彦神社の門前に広がる温泉地で、古くから弥彦神社の参拝者の宿場町として栄えてきました。現在も老舗旅館や飲食店、お土産店などが軒を連ね、温泉街からほど近くに位置する弥彦公園は、新潟県有数の紅葉スポットとして知られています。

歴史
古くから、彌彦神社の門前町として栄えた。
検地資料などから、江戸時代から温泉があったことがわかっているが、現在の弥彦温泉と同じ水脈であったのかは不明。その後枯渇したものと思われるが、その時期についても正確な記録は残っていない。
開湯から3年後の昭和38年4月23日 – 厚生省告示第203号により岩室温泉とともに国民保養温泉地に指定。
近年になり源泉が枯渇し、隣接している観音寺温泉より湯を引いていたが、麓地区に湯量豊富な源泉が開発され、それを利用した高齢者総合生活支援センターが作られ、それ以外の民間主導の開発が進められている。
平成19年11月に新たに源泉をボーリングして弥彦湯神社温泉を開発した。
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古くから神の山として信仰された弥彦山。山麓の弥彦神社の参拝客を泊める宿場街として古くから栄えた温泉街で、弥彦山東麓に湧き、山頂からは佐渡島など雄大な眺望が見られる。歴史も古く、1千年もの昔から、旅の疲れをいやせる名湯として人々に愛され、守られてきた湯だ。お料理は日本海の幸がメイン。

アクセス
- 鉄道:最寄駅は弥彦線(JR東日本)弥彦駅。新幹線を利用する場合は燕三条駅で乗り換えとなる。
- 車:北陸自動車道三条燕インターチェンジより国道289号・新潟県道29号吉田弥彦線で弥彦方面へ
- 飛行機:新潟空港よりシャトルバスで新潟駅下車。新潟駅より越後線(JR東日本)に乗車し吉田駅で弥彦線に乗り換え、終点弥彦駅下車。
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