塩津温泉(しおつおんせん)は、愛知県北設楽郡設楽町清崎にある温泉。

泉質
温泉街
寒狭川の支流である野々瀬川(塩津川)に沿って2軒の旅館が存在する。山間の集落にあり、付近には山稜上を東海自然歩道が通過する鞍掛山、岩古谷山などがある。これらの山への登山の拠点宿として用いられることも多い。アユ・アマゴの渓流釣りや紅葉が楽しめる。

歴史
古くから湯治場として利用されてきたが、その起源は不明である。昭和2年(1927年)に一軒宿「秀山荘」が営業を開始し、主に林業従事者、農閑期の農民の湯治客を相手としてきた。第二次世界大戦後、新たに数軒の旅館が増え、客層も湯治客から観光客に変化していった。愛知県道433号和市清崎線沿いに設置された「塩津温泉郷」の看板には、4軒の旅館名と電話番号が記されているが、2018年現在は「秀山荘」「芳泉荘」の2軒が営業している。
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