山代温泉(やましろおんせん)は、石川県加賀市(旧国加賀国)にある温泉地

山代温泉(やましろおんせん)は、石川県加賀市(旧国加賀国)にある温泉地

加賀温泉郷の一つであり、同じくして粟津温泉山中温泉片山津温泉を含めた北陸最大級の石川県有数の温泉街である。

所在地である加賀市には山代温泉という町名がある。

泉質

温泉街

北陸3県で最大級の温泉街のひとつである。石川県においては、山代・山中片山津という順序で温泉地が呼ばれるように、その順序で大きさを表すものといえる。歓楽温泉としての知名度は高く、近畿地方では男性が「山代に行く」といえば大抵、女遊びに行くことを暗喩するといわれるほど、戦後は歓楽温泉として著しい発展を遂げた。

江戸時代の山城温泉は、「総湯」と呼ばれる共同浴場を中心として町が作られていた。「総湯」の周囲に温泉宿が立ち並び、湯治客は「総湯」に通ったり、ときには自然の中を散策しながら長逗留していた。「総湯」を中心とした周囲の街並みを「湯の曲輪」(ゆのがわ)といい、北陸特有の呼び方となっている。

近世の山城温泉には古九谷を再興した吉田屋窯が置かれた。吉田屋窯の流れを汲む観光施設として国指定史跡の九谷焼窯跡展示館がある。交流施設としてはづちを楽堂がある。

交通アクセス

所在地石川県加賀市
交通空路 – 小松空港
鉄道 – JR西日本北陸新幹線加賀温泉駅
車 – 北陸自動車道加賀IC
片山津IC
泉質硫酸塩泉
泉温(摂氏65 °C
湧出量1,450 L/
pH8.1
液性の分類弱アルカリ性
浸透圧の分類低張性
宿泊施設数20
総収容人員数6214 人/日
年間浴客数48万人
統計年2022年
外部リンク山代温泉観光協会
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