上湯温泉(かみゆおんせん)は、奈良県吉野郡十津川村出谷にある温泉。
泉質
温泉地
旅館 「神湯荘」と日帰り温泉「河原の湯」のみ営業している。神湯荘は上湯川沿いに露天風呂を持ち、日帰り入浴も可能。「日本秘湯を守る会」の会員である。
日帰り入浴施設「出谷温泉公衆浴場つるつる乃湯」は、2011年の台風12号水害で被災し閉館した。 以前は民宿もあった。上湯川沿いに河原を掘ると温泉が湧く場所(野湯)もあったが、2011年に被災して閉鎖していた。2017年に露天風呂「河原の湯」としてリニューアルオープンした。
歴史
開湯は享保年間(1716年 – 1736年)と言われる。 1985年(昭和60年)3月19日、湯泉地温泉、十津川温泉とともに「十津川温泉郷」として国民保養温泉地に指定された。
2004年(平成16年)6月28日、十津川村役場が、村内の温泉の「100%源泉掛け流し宣言」を発表した。
アクセス
- 車:五條市・新宮市から国道168号、十津川村平谷蕨尾(ワラビ尾交差点)より国道425号経由、奈良県道735号龍神十津川線。
- バス:近鉄大和八木駅、JR五条駅、JR新宮駅より奈良交通(八木新宮線、十津川線) – 「十津川温泉」停留所で十津川村営バス(上湯川線、寺垣内線)に乗換 – 「小原口」停留所下車。