龍神温泉(りゅうじんおんせん)は、和歌山県田辺市龍神村(旧紀伊国日高郡)にある温泉

龍神温泉(りゅうじんおんせん)は、和歌山県田辺市龍神村(旧紀伊国日高郡)にある温泉。美肌効果の高い泉質で日本三美人の湯のひとつに数えられる。

泉質

効能

温泉街

  • 日高川に沿って旅館が並び、各旅館の露天風呂から渓流を眺める事ができる。
  • 外湯として龍神温泉元湯がある。一部宿泊施設でも日帰り入浴が可能。

歴史

役小角が煙が出ているところを錫杖(しゃくじょう)で突いたことで発見されたという伝説がある。その100年後に弘法大師難陀竜王のお告げによって浴場を開いたという。

江戸時代には紀州徳川家初代藩主の徳川頼宣が御殿を設けて浴室を整備。1999年10月には上御殿の建物が国の登録有形文化財に登録された。

中里介山による時代小説大菩薩峠』やその映画化作品において、主人公・机龍之助が目を癒した所として採り上げられ、全国的に有名になった。

1996年平成8年)5月2日環境庁告示第26号により、国民保養温泉地に指定された。

アクセス

  • バス(冬は運行されない)
    • JR紀勢本線(きのくに線)紀伊田辺駅から龍神バス「季楽里龍神」方面行きに乗車、約1時間20分「龍神温泉」下車
    • 南海鋼索線(高野山ケーブル)高野山駅から南海りんかんバスに乗車、『護摩壇山』にて龍神バス「本宮大社前」行きに乗り継ぎ約90分。護摩壇山からは約35分~40分
所在地和歌山県田辺市龍神村龍神
座標北緯33度57分22.1秒 東経135度33分43.6秒
交通バス – 龍神バス:バス停「龍神温泉」・「季楽里龍神」
車 – 高野龍神スカイライン
泉質炭酸水素塩泉(ナトリウム
泉温(摂氏48 °C
湧出量約103 L/分
pH7.8
液性の分類弱アルカリ性
浸透圧の分類低張性
宿泊施設数15(ホテル1・旅館9・民宿5)

外部リンク

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