阿武川温泉(あぶがわおんせん)は山口県萩市川上(旧国長門国)にある温泉

阿武川温泉(あぶがわおんせん)は山口県萩市川上(旧国長門国)にある温泉

泉質

  • アルカリ性単純温泉

源泉温度34.7℃

内湯は加温・循環だが、非加温の源泉を注水して温度を調節している。露天風呂には加温浴槽と、非加温の源泉かけ流し風呂がある。硫化水素臭が感知され、温泉評論家の郡司勇は、「良い源泉をうまく使っている温泉」、「特に露天風呂には源泉風呂があり32度ほどの湯温になっているが源泉掛け流しで感動した。」という評価をしている。

歴史

1966年から始まった阿武川ダムの建設に際して、ダム下流部に雪の積もらない一角があるのを関係者が見つけ、そこをボーリングしたところ温泉が湧出し、発見された。ダム建設の際に見つかった温泉は全国的にもほとんど例がない。

平成2年(1990)にふるさと創生事業の一環として温泉の試掘を行い、翌年に地下1000メートルの地点で自噴泉を掘り当てた。平成5年(1993)に入浴施設「阿武川温泉ふれあい会館」が竣工した。

アクセス

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