鬼怒川温泉(きぬがわおんせん)は、栃木県日光市鬼怒川地区(旧藤原町区域)の鬼怒川上流域にある温泉。
箱根や熱海と並んで「東京の奥座敷」と呼ばれ、年間200万人以上[1]の宿泊客で賑わう。 鬼怒川温泉は地域団体商標に登録されている。
泉質
火傷に対する効能があるとされ、北側の川治温泉とともに「傷は川治、火傷は滝(現在の鬼怒川温泉)」と称された。総源泉数32、毎分3573リットルの湯量を誇る。
- アルカリ性単純泉
- 単純泉
温泉街
鬼怒川沿いに約40軒のホテル旅館の他、リゾートマンションや企業の保養所などが連なり、市営の公共浴場や足湯の他、民間の入浴施設も多数ある。鬼怒川温泉駅周辺には、コンビニエンスストア、みやげ物店、レストラン、売店、カフェ、料理店、そば店、中華料理店、足湯、旅館観光案内所、ツーリストセンター、レンタカー、全天候型プール&スパ、銀行、郵便局などが並ぶ。外国人の観光客も多い。
交通
- 鉄道 – 東武鬼怒川線:東武ワールドスクウェア駅・鬼怒川温泉駅・鬼怒川公園駅浅草駅(東武鉄道)方面の特急「スペーシアX」「きぬ」「リバティきぬ」「リバティ会津」、新宿駅(JR東日本)方面の特急「きぬがわ」が毎日運行される。
- 高速バス
- 日光交通による「ダイヤルバス」が鬼怒川温泉駅と宿泊施設間を巡回形式で運行。
- 自動車 – 日光宇都宮道路 今市インターチェンジより国道121号経由で約30分。今市インターチェンジより16km。
外部リンク
- 日光旅ナビ(日光市観光協会:鬼怒川温泉)