銀山温泉(ぎんざんおんせん)

銀山温泉(ぎんざんおんせん)

銀山温泉(ぎんざんおんせん)は、山形県尾花沢市(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉

開湯は慶長から寛永に、かつてこの地に栄えた野辺沢銀山の鉱夫が発見したことによる。銀山は足利幕府時代の康正年間(15世紀)に開かれ、江戸時代の寛永期(17世紀前半)には人口20万から30万を数えるほど栄えたが、正保元年(17世紀中期)から銀採掘が衰退していき、替わって温泉湯治が盛んになっていった。