泉質
まるで支笏湖と一体感を感じるほど眺望が素敵です
水深と透明度は国内第2位を誇り、周囲約42キロメートルのカルデラ湖です。湖に湧き出る源泉の温度は約39度で別名「美人湯」と呼ばれています。
温泉街
支笏洞爺国立公園内、支笏湖の東岸に支笏湖温泉が、北西側に丸駒温泉、支笏湖いとう温泉が存在する。いずれも湖畔に位置する。支笏湖温泉は遊覧船の発着場所に位置し、飲食店やみやげ物屋なども多く温泉街を形成している。丸駒温泉、支笏湖いとう温泉はそれぞれ一軒宿である。また、かつて奥潭地区にオコタン温泉も存在したが、現在では廃湯となっている。いとう温泉は現在閉鎖されており、リニューアルの計画がある。
いずれの温泉でも、阿寒湖から支笏湖に移植されたヒメマス(チップ)を使った料理などが名物となっている。
建築規制が厳しく、4階以上の建物が建てられないことになっている。そのため、現存するホテルは全て3階建て以下である。
歴史
支笏湖畔で最も古い丸駒温泉の開湯は大正4年。かつては湖畔を行く船のみが交通手段であった。現在は陸路が確保されている。
支笏湖温泉は、1974年(昭和49年)にボーリングにより湧出したものである。
アクセス
- 鉄道・バス:新千歳空港または千歳線千歳駅より北海道中央バス(3)支笏湖線で約50分、「支笏湖」下車。
- 自家用車:道央自動車道千歳インターチェンジより北海道道16号支笏湖公園線、国道453号を経由。
その他
支笏湖温泉地区に供給されている電気の周波数は、北海道・東日本で幅広く用いられている50Hzではなく、60Hzとなっている。これは電気の供給元が北海道電力ではなく王子製紙千歳発電所であり、建設当時の経緯によるものである。
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