新高湯温泉(しんたかゆおんせん)とは、山形県米沢市大字関にある温泉。米沢八湯の一つで一軒宿の吾妻屋旅館は「温泉米沢八湯会」に加盟している。西吾妻連峰天元台麓に位置する。
泉質
- 含硫黄・カルシウム – 硫酸塩温泉 (旧泉質名:石膏硫化水素泉)(低張性中性高温泉)
温泉地
標高1126メートルの山中に一軒宿の「吾妻屋旅館」(日本秘湯を守る会会員)が存在する。日帰り入浴可能な5つの露天風呂と、宿泊者用の内風呂があり、全て源泉掛け流しである。
温泉地からは米沢藩町割りの目印として知られる兜山、遠くには飯豊朝日連峰を望むことができる。
歴史
- 1812年(文政4年)に安部又エ門が発見、湯治場として知られる。
- 1902年(明治35年)に新高湯温泉として開業。「高湯温泉」とは下流にある白布温泉の別称であり、福島県福島市町庭坂の高湯温泉のことではない。