昼神温泉(ひるがみおんせん)は、長野県下伊那郡阿智村付近で、国鉄中津川線を建設しようとトンネル工事をして掘り当てた温泉である。それ以前にも温泉が有ったとの伝説は残るものの、定かではない。
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泉質
アルカリ性単純硫黄泉であり、その湧出地点でのpHは9.7であった。 なお、一般に日本列島の花崗岩質の深い場所を掘削して得られる温泉水は、アルカリ性単純泉が多く、昼神温泉の泉質の場合も、この一般例に該当する。
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温泉地
昼神温泉の温泉街のある付近は、かつてはタバコを盛んに栽培していた地域であった。しかし、中津川線の工事によって1973年(昭和48年)に温泉を掘り当ててから、急速に温泉街が発達していった、歴史の新しい温泉地である。なお、ここに最初の宿泊施設が開業したのは1975年(昭和50年)であった。
そして、その後も、複数の宿泊施設が開業していった。これは温泉を掘り当てた当時から、中京圏から中央自動車道と直結されていたため、アクセスに優れていた事などが要因とされる。この結果、宿泊施設は20軒以上を数え、温泉街の規模は長野県南部では随一に広がった。なお、阿智村の条例で、ネオンサイン類やバー、風俗店など公序良俗に反する施設の出店を厳しく取り締まっているため、規模の割に長閑な光景が見られる点も特徴である。
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足湯(無料)
- 「ふれあいの湯」
- 「あひるの湯」- 2020年(令和2年)10月現在、コロナウィルス対策の為、利用不可。
温泉水プール
2020年(令和2年)現在、昼神温泉には温泉水を利用した公共の温水プールも存在する。
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アクセス
車
中央自動車道の飯田山本IC及び園原ICより約10分(園原ICは名古屋方面のみ利用可能)。
鉄道
JR飯田線の飯田駅より信南交通バス(広域駒場線)で約30分。平日4往復、土休日2往復が運行されている。
高速バス
中央道高速バスの駒場バス停/中央道昼神温泉バス停(両者は阿智PAに併設されている同一地点のバス停で、運行会社によりバス停名称が異なる)より車で約10分。名古屋―飯田線の一部は昼神温泉郷経由の便もある。
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外部リンク | 昼神温泉観光局【公式ホームページ】 |
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